「ダイバー自身の安全対策セミナー」10/26に大阪で初開催!
10月26日(土)に、3回目となるCカード協議会主催「ダイバー自身の安全対策セミナー」が、大阪にて初開催されました。このセミナーは、「ダイバーの安全はダイバー自身が守る」という大原則を改めて見直すと共に、現在起こっている問題点を検証し、今後の対策につなげていこうというもの。今回はおよそ80名が参加し、活発な意見交換も交わされました。当日、参加できなかった方のために、セミナーの模様を紹介します。 ■日にち:2013年10月26日(土)
海上保安庁・警備救難部 救難課/武山晃浩、金川和司 まずは昨年1年間のダイビング事故発生状況を、海上保安庁発表の資料を元に、救難課の武山氏が報告しました。 ●平成24年のスクーバダイビング中の事故者数は58人であり、過去10年で最多。 また、先日発表となった2013年1~8月の中間報告も紹介。 ●2012年1~8月事故者数42名、うち死者、行方不明者数15名。
同じく海上保安庁・救難課の金川氏からは、「ハインリッヒの法則」の話があり、 ●マリンレジャー10万人当たりの死者数を見ると、釣り1.2人、サーフィン、ウインドサーフィン2.8人、ダイビング4.7人 との発表があり、まとめとしてダイビングは他のレジャーに比しリスクがあることから、ダイビングを提供する事業者は安全確保にしっかりと取り組む必要があり、ダイバーにおいても自分の命は自分で守るとという取り組みが必要であるとの呼び掛けがありました。
DAN JAPAN/平川雅一 DAN JAPANからは、これまでのデータをもとに、日本とアメリカの事故傾向が比較されました。 ■ダイバー数とダイビング事故のまとめ
Cカード協議会(PADIジャパン・トレーニング部) 続いて、過去のダイビング事故の中から3つの事例について、事故の状況や海のコンディション、グループ構成などを詳しく挙げ、「なぜ事故が起こってしまったのか」、「どうして事故を防ぐことができなかったのか」をディスカッション。グループごとに意見交換し、発表するスタイルで行ない、おおいに盛り上がりました。 皆さんも以下の資料(PDF)を見て、考えてみてください。
参加者から
Cカード協議会(PADIジャパン・トレーニング部) 3つの事故事例検証で共通して挙がったのが「バディシステムが機能していない」ということ。改めて「バディシステム」の持つ重要性について確認しました。 バディーシステムとは何か
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