なんちゃってダイバーは命取り、おとなのダイビングで事故撲滅!!
水中世界を楽しむダイビングは、当然ながら陸上にはないリスクがあります。必要な知識とスキルを身に付けることなくダイビングを行えば、死に直結してしまうことさえあります。
このリスクを回避し、安全を図る能力と、サバイバルスキル(いざという時に我が身を助けるスキル)を身に付けることができるのが、Cカード協議会加盟各社が提供するエントリー・レベルのコースなのです。 このエントリー・レベルのコースで身に付けた知識とスキルをそのまま活かすことで、大概の事故は予防できます。
また、リスクを自分で回避できる安心感と心の余裕があれば、ダイビングの楽しみをさらに拡げられます。 プロダイバー、アマチュアダイバー問わず、エントリー・レベルのコースで身に付けた知識とスキルを活用したダイビングを行うことが、ダイビングの基本原則なのです。
以下は、エントリー・コースで身に付ける基本ルールの集約版です。詳しい情報は、Cカード協議会加盟各社が提供するエントリー・レベルのコースマニュアルをご参照ください。エントリー・レベルコースの知識とスキルを完全に身に付けた上で、以下のルールに則ったダイビングをすることが唯一安全の基礎となり、事故予防の要となります。
この実施要綱の重要性と目的、真の意味を正しく理解するためには、各指導機関が提供するエントリーレベルコースを完全に修得していることが不可欠です。
またこの実施要綱の各項に記述されたことを守り実施することが、ダイバー自身の安全と楽しみを確かなものにするための絶対条件となりますが、逆にこの実施要綱を守らない場合には、ダイバー自身を危険な状況においてしまう可能性があることを認識しなければなりません。