第1章 「クリーンアップ越前」報告

1−1 当日の概要

(1)実施日および作業時間
 1997年4月20日(日) 午前8時より正午まで

(2)目  的
 越前海岸周辺のダイビングスポットを中心とした海浜の重油清掃

(3)主催実行組織
 日本海重油汚染対策ダイビング協議会
(略称:ダイバーズクリーンアップ日本海)

(4)実施場所「清掃箇所」と担当責任者
ポイント名責任者名(ショップ名)
ログ前三田村(ログ)
大浜加登(ブルーマリン)
長須浜川崎(ブルーマリン)
茂原山口(越前ダイビングサービス)
たかや前神尾(アクアマリン)
白浜松村(アクアマリン)
カブシ岩坂井(浜富)
森山(アミューズ)
プール前中瀬(シーモア)
金山(マザーオブザシー)
軍艦稲葉(シーモア)
鉾島森安(九頭竜マリンダイビング)
山田(シーボーン)
他、当日越前町より当日依頼の一ヶ所
以上 合計11ヶ所
内訳:ダイビングスポット8ヶ所と越前町より依頼された海浜3ヶ所

(5)重油清掃参加ボランティア人数及びスタッフ数
参加ボランティア人数
地 域清掃箇所ボランティア数
越前海岸10ヶ所659名
鉾島周辺1ヶ所110名
合  計11ヶ所769名

スタッフ数  60名(概数)
越前町観光協会3名
越前町漁業協同組合 婦人会30名
越前町ダイビング協会11名
ブルーマリンスタッフ6名
スクーバダイビング事業協同組合1名
PADIジャパン8名
SSI1名


(6)ボランティア活動にご協力いただいた団体・会社・ショップ等(50音順)
越前(厨地区周辺)
DEEP BLUEDPO神戸DPO東三国
LOGPSCアクアク大阪
アクアティックアクアトレックアクアマリン
アミューズアルキメデス谷町オオノ
オクトパスクラブカーンガルーダ
コースケシーズシースペース
シーマンシーモアジオダイビング
スポーツバレーソットマリーノダイブバディ
タバタ大阪事務所ティップネストリイスポーツ
ナゴヤダイバーズはっしいの家ヒッポー
ヒラキフィンズアドベンチャーブルーマリンスタッフ
フロムオーシャンボチボチクラブマザーオブザシー
マリンサービスマリンファンタジーマリンブルー
マリンポケットミティムーンライトダイバーズ
メッツラストリゾートルーナシー
レッツレテ遊屋
今尾海洋スタジオ怪盗ルパン潜水館
長良浜富 
越前(鉾島地区周辺)
D.Sクラブイルカシーボーン
ダイブショップ海遊金沢マリンハウス九頭竜マリンダイビング
日本海潜水サービス  
*個人参加の方々もたくさん協力して下さいました。また、中には
「新聞を見たので駆けつけました。」と言って手伝っていただいた
ノンダイバーの方もいらっしゃいました。

(7)協賛・協力組織
「越前町役場」
「越前漁業協同組合」
「越前漁業協同組合婦人部」
「越前観光協会」
「廚(クリヤ)観光協会」
「茂原観光協会」
「越前ダイビング協議会」
「Cカード協議会」
「スクーバダイビング事業共同組合」
「日本スクーバ協会」
「日本スポーツダイビング協会」
*とりわけ「越前漁業協同組合婦人部」の方々は、今回集まった関係者
全員(800食以上)の炊き出しをしてくれました。ありがとうございました。

(8)作業内容
  • 砂浜に埋まっている重油を掘り出して除去。
  • 石に着いた重油を一つ一つ拭き取る。
  • 岩の割れ目に入り込んで付着している重油をかき出して除去する。
  • 岩やコンクリートの表面の付着している重油を拭き取る。
等の地味で根気のいる作業でしたが、ボランティアの方々は本当に黙々と
頑張って下さいました。

(9)作業結果
  • エントリー・エキジットポイント以外の砂の中に埋まっている重油や、
    消波ブロック(テトラポッド等)の中に入って付着している重油は、なかなか作業が
    困難で、「もっと大量のボランティアの方々を一ヶ所に集中して作業する」やり方を
    とらないと完全には取りきれない状態でした。
  • エントリー・エキジットポイントは、清掃作業を行った結果、かなりの付着重油
    を除去することが出来ました。
  • 初期の目的である、「エントリー・エキジットポイントの重油を除去を行う」は
    十分に達成されたと思います。
    (去年と同じように越前の海にダイバーが来れるようになりました。)


*今後は、ダイバー皆さんに以下のことをお願いしたいと思います。

○ぜひ越前海岸にダイビングに行って、越前の海を楽しんで下さい。

○もし何らかの海中環境の変化を見つけたら下記にご連絡下さい。
 ダイバーズクリーンアップ日本海・越前支部 TEL0778-37-1611
 ダイバーズクリーンアップ日本海・関東支部 TEL03-5721-1731
 越前ダイビング協議会加盟の各店


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